広島市安佐南区にあるネクストラストです。

TVでペアローン（共有名義）の話が出ましたので、共有名義についてお話ししますね。

我々不動産業者としては、不動産売却の依頼があった場合、（共有）名義人すべての方が同じ意思であるかの確認をします。

当たり前ですが、どなたか一人でも売却を希望されていない方がいらっしゃれば売却は難しくなります。

共有名義である以上、その内の1人が勝手に売却すると言う事は出来ません。売却を希望されていない場合は安心になりますが、

逆に売却したいと思っても、他の共有名義の方が売りたくないと言えば売却は出来ません。金額の問題化も知れませんし、思い入れのある

不動産で純粋に売却をしたくないなど理由は様々です。

注意して頂かないといけないのは、仮に3人の共有名義で売却をせず、それぞれにお子様が2人いて将来的な相続が発生すると共有名義人が

合計6人となります。そうなると売却の合意が取りにくくなります。お子様ではなく、兄弟などに相続されるともっと難しくなる傾向です。

共有名義で不動産を所有されている場合は、次の代へ残すことなく早めに現金化して分けておくことも検討してみて下さい。

ペアローンについては、万が一の事が発生した際のリスクも十分に把握されてからなら制度自体は問題ないかと考えます。

どのようすれば良いか分からないなど不安点や問題点などありましたらお気軽にご相談ください。

まずは、知ることから始めませんか？