nextrust 株式会社ネクストラストnextrust 株式会社ネクストラスト

NEWS

新着情報

2022.04.16コラム

[広島市]賃貸マンション・アパートの借り上げについて

広島市安佐南区にあるネクストラストです。

 

先日、TVで賃貸マンション・アパートの借り上げ(サブリース)についてのお話がありましたので

現場で経験してきたことをお話ししますね。

 

大手不動産会社さん中心に賃貸マンション・アパートの借り上げ(サブリース)をされています。

オーナーさんとしては、空室の心配がなく何もしなくて良いという安心感があります。

 

一般的なお話をしますと新築時に免責期間(約2~3ヶ月程度)があり、以降はサブリース賃料が入ってくる感じです。

退去後1ヶ月ほど免責期間がある場合も多いですね。

サブリース賃料は、募集価格の90%が多く、差額の10%が不動産会社の取り分です。

 

問題になるのが賃料の見直しについてです。

新築時から2~10年間までの固定期間は見たことがあります。でも見直しと言うのは基本値下げです。TVでは3%ずつ上昇とありましたが、

地方ではありえません。もし仮に上がるとしてもサブリース賃料の値下げをせずに上昇分を不動産会社が受領します。

 

知っている所は、2年後に5,000円下げられた所や2~3年の間に複数回見直しをされてどんどんサブリース賃料が下がったケースもありました。

要求をのまないとサブリース契約事態を打ち切ると言われた所もあります。

ちょうど設備や外壁などの修理・取替なども発生する時期にもかかってきますので、オーナー様としては手取りが下がり、修繕費が増えると

いう流れになります。しかも、修繕等はサブリースをしている不動産会社指定となっている事もあるので、そこでもかなり利益を

抜かれてます。

そこで費用がかさみ追加で融資を受けられる方や耐えられなくなって売却をされた方も多くいらっしゃいます。

この内容は現場で経験して見聞きした事で事実です。

 

実際に契約内容をよくみてリスク等を理解された上でサブリース契約を締結することについては問題ございません。

しかしながら賃貸経営をされた事がなく、何となく相続対策だからと言われて賃貸マンション・アパートを建築されている方も多いのが現実です。

年配の方で賃貸マンション・アパートを建築される際のサブリース契約については、第3者か跡を継がれるお子様にもよくよく

お話をした上で進めるようにして下さい。

 

もちろん、不動産会社は営利目的なので損をしないようにするのは当たり前だとも思ってます。

ニーズがあるからこそ成り立っているのでしょうから。

あくまで賃貸経営をされるという意識をしっかりと持って、あらゆるリスクに備えて頂きたいとも思います。

 

そう言った不動産に関するお悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。

何か良い提案や参考になることをお伝えできるかと思います。

 

まずは、知ることから始めませんか?